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釧路日台親善協会は2011年に設立。台湾と釧路の友好を目的する団体です。

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台湾の情報



台北駐日經濟文化代表處札幌分處

2021年9月第4週TOPICS

【 蔡英文総統、自民・岸田新総裁を祝福 ‐台日- 】
岸田文雄衆議院議員が29日、自民党の新たな総裁に選出された。与党・民進党の顔若芳報道官は同日、同党主席(党首)を兼務する蔡英文総統の言葉として、岸田氏の当選を祝福するとのメッセージを伝えた。また党としては、台日友好の基礎の上で、岸田氏が率いる自民党と引き続き交流を深め、台日の今後の協力と発展のため互いに努力することを期待すると述べた。外交部(外務省)も同日、「心からお祝い申し上げる」とするコメントを発表した。引き続き台日の各方面における友好的で実質的な協力関係を推進し、手を携えてインド太平洋地域の平和と安定、繁栄を促進することを期待するとしている。
中央社フォーカス台湾:2021年9月29日

【 蔡英文総統、団結呼び掛け 与党・民進党35年で ‐政治- 】
与党・民進党は28日、結党35年を迎え、台北市内のホテルで記念の食事会を開いた。同党主席(党首)を兼務する蔡英文(さいえいぶん)総統はあいさつで、外部からの脅威に直面する中、国内に過激かつ社会の分断を企てる言論が出てきていると指摘し、団結のために努力するよう呼び掛けた。蔡氏は、執政の責任を負い、状況が変化する中で多くの挑戦に立ち向かわなければいけないと現状を説明。主権を守り、民主主義を強固にし、次世代の台湾人に引き続き民主主義と自由を享受してもらい、国家の未来を自分たちで決められるようにしなければいけないと訴えた。また今の民進党員は、責任感と使命感を持って台湾の民主主義を引き続き深化させ、意思疎通と和解を促進し、一致団結して台湾を強くしてこそ、今ある全てを守ることができると語った。蔡氏は、全ての党員はお互いに励まし合い、初心を忘れず、結党に携わった先輩方の勇気と決心を継承し、台湾をさらなる尊厳と自立、光栄に向けて導いてほしいと述べた。
中央社フォーカス台湾:2021年9月28日

【 国連総会の一般討論演説、13カ国が台湾支持表明 過去4年で最多 ‐政治- 】
米ニューヨークで21日に始まった第76回国連総会一般討論演説が27日、最終日を迎えた。中華民国(台湾)と外交関係を持つ15カ国中、13カ国が演説で台湾の国連システムへの参加支持を表明し、2018年以降で最多となった。台湾支持を表明したのは、パラオ、グアテマラ、マーシャル諸島、ナウル、パラグアイ、ベリーズ、セントクリストファー・ネビス、セントルシア、エスワティニ、セントビンセント・グレナディーン、ハイチ、ツバル、ニカラグアの13カ国。多くは事前録画のビデオ演説だった。27日には、中米ニカラグアのデニス・モンカダ・コリンドレス外相が議場で演説。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に際し、普遍性の原則と人道上の理由で、台湾が国連システムと会議に参加できるようにするのは不可欠だと訴えた。ホンジュラスとバチカンは台湾に関して言及をしなかったが、外交部(外務省)によれば、ホンジュラスはすでに国連事務総長宛ての書簡で国際機関への台湾の有意義な参加支持を表明したという。一方で日本の菅義偉首相はビデオ演説で、台湾の明言は避けたものの、国際的な保健問題への対応について「地理的空白をつくってはならない」との姿勢を示した。
中央社フォーカス台湾:2021年9月28日

【 台湾のデジタル競争力、世界8位 初のトップ10入り ‐経済- 】
スイスのビジネススクール、IMD(国際経営開発研究所)は29日、2021年版の世界デジタル競争力ランキングを発表した。台湾は64カ国・地域中、8位となり、前年より3つ順位を上げた。台湾に関するデータの公表を開始した2017年以降、初のトップ10入りを果たしたほか、3年連続での順位上昇となった。同ランキングは、対象となる国・地域の政府や企業がどれだけデジタル技術を活用しているかを測るもの。「知識」、「技術」、「将来への備え」の3項目で評価した。台湾は「技術」の項目で、前年より3つ上げて2位となり、3項目中、最も順位が高かった。「知識」は16位、「将来への備え」は7位となっており、この2項目のいずれも前年より順位を上げた。国家発展委員会の?明?(きょうめいきん)主任委員(閣僚)は、皆が努力した結果だと喜びを示すとともに、台湾におけるデジタルシフトの実現に寄与するとした。?氏によれば、台湾は2016年からデジタル経済の推進に力を入れてきた。
中央社フォーカス台湾:2021年9月30日

【 高雄駅旧駅舎、19年ぶりに駅敷地内に“帰宅” 曳家完了を祝い式典 ‐観光- 】
日本統治時代建設の高雄駅旧駅舎が19年ぶりに駅敷地内に戻り、移動完了を祝う式典が26日、現地で開かれた。式典に出席した蔡英文(さいえいぶん)総統はあいさつで、高雄市のさらなる繁栄を願った。旧駅舎は2002年8月、高雄駅の地下化工事やメトロ(MRT)建設により、当初の位置から約82メートル南東の駐車場に移築されていたが、地下化の完了に伴い、再移築が決まった。移築は建物を解体せずに移動させる曳家(ひきや)工法で行われ、約2カ月をかけて駅敷地の中軸線上に再び戻された。移築後の位置は建設当時よりやや南寄りとなっている。日本統治時代の1941年に完成した旧駅舎には帝冠様式が採用されており、その歴史的価値の高さから、2003年には市の歴史建築に登録された。式典には蔡総統のほか、陳其邁(ちんきまい)高雄市長や歴代の高雄市長、地元の立法委員(国会議員)や市議、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の泉裕泰台北事務所代表(大使に相当)らが出席した。かつて高雄市長を務め、旧駅舎の保存に尽力した謝長廷(しゃちょうてい)駐日代表(大使に相当)もリモート形式で参加した。高雄駅では現在、新駅舎の工事が進められている。交通部(交通省)鉄道局によれば、商業ビルや宿泊施設の計2棟のビルは2024年1月に完成する見通し。広場に設置する日除け用の屋根や北側の地下駅舎、地上の景観工事などを含め、全ての工事が完了するのは2025年になる予定だという。
中央社フォーカス台湾:2021年9月27日


2021年8月第2週TOPICS

【 台湾・屏東県、札幌市に飛沫感染予防器具を寄贈 -政治- 】
南部・屏東県政府が札幌市に対して寄贈した約100万円分の飛沫感染予防器具が7月30日、同市に到着した。同県は昨年6月にも同市に対して手袋や防護服、ゴーグルなどを寄贈しており、今回で2度目の支援となる。台北駐日経済文化代表処札幌分処によると、今回寄贈されたのは「台湾ボックス」と呼ばれるエアロゾルボックス200個。札幌市の町田隆敏副市長は30日、同市内の倉庫で、潘孟安(はんもうあん)屏東県長に宛てた秋元克広市長名義の感謝状を同処の粘信士処長に手渡した。感謝状には、札幌市民の健康と社会機能の維持に大きく役立つとして感謝の意がつづられた。粘処長は、台南市と京都市が今年6月に交流推進協定を結んだことに触れ、屏東県と札幌市の関係強化に期待を示した。これに対して町田氏は、感染状況が落ち着き次第、屏東県を訪問し、自ら潘県長に感謝を伝えたいとする考えを語った。「台湾ボックス」は東部・花蓮県の病院に勤務する医師が考案したもので、医療スタッフを検査や治療中の飛沫感染から守るのに役立ち、屏東県では量産化に向けた支援を行っている。
中央フォーカス台湾:2021年8月3日

【 警戒レベル第2級、10日以降も措置継続の見通し -政治- 】
期限を9日までとしている新型コロナウイルスの感染状況における「第2級」の警戒レベルについて、中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は、10日以降も現在の感染拡大防止措置を維持する考えを明らかにした。2日の記者会見で述べた。措置を厳格化する必要はないものの、制限を緩める可能性は低いとしている。警戒レベルが第2級に引き下げられた先月27日から今月2日までの7日間の新規国内感染者は1日当たり平均約15人。陳指揮官は、感染状況が大きく変化していないほか、多くの感染例で感染源が特定できていると説明した一方で、第2級引き下げの真の影響は、来週になってみないと正確に判断できないと強調した。
中央フォーカス台湾:2021年8月3日

【 新型コロナワクチンの国際接種証明書、旅行外来で申請可能  -防疫- 】
中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は5日、海外渡航などで新型コロナウイルスワクチンの接種証明書が必要な場合は、各病院の旅行外来で国際予防接種証明書の発行を申請できると説明した。台湾でワクチンを接種した際に交付されるイエローカードも、海外渡航時に接種証明として使えるという。陳氏によれば、台湾で通常交付しているイエローカードには中国語と英語が併記されているため、海外渡航時に接種証明となりうると説明。だが、さらに明確な接種証明書を求める国に渡航する場合は、旅行外来で国際予防接種証明書を申請できるとした。国際予防接種証明書の申請には、国内でのワクチン接種時に発行されたイエローカードと身分証明書が必要。これまでに国際予防接種証明書を発行したことがない場合は200台湾元(約790円)、すでに所持している場合は150元(約590円)が手数料としてかかる。
中央フォーカス台湾:2021年8月5日

【 台湾観光局、日本のワクチン支援に「謝謝」=協力店舗で優待サービス -観光- 】
台湾観光局(台湾観光協会)は日本からの新型コロナウイルスワクチンの提供に感謝を示し、この困難を共に乗り越えるために励まし合おうと、日本各地の台湾関連店舗で割引クーポンやプレゼントを配布するキャンペーンを6日から開始する。新型コロナウイルスの影響で台日間の観光往来が停止される中、コロナ収束後の台日観光の促進につなげたい考え。同局が4日、発表した。「台日友好謝謝キャンペーン」と名付けられたこのキャンペーンには春水堂や京鼎楼、阿原/YUANなど東北から九州まで各地の店舗とオンラインショップ合わせて100店以上が協力している。対象店舗は同局の特設サイト(https://go-taiwan.net/39cpn/)で確認できる。9月5 日まで。
中央フォーカス台湾:2021年8月5日

【 日本時代の警察官舎、修復終わる 文化施設として活用へ-観光- 】
北部・新竹市にある日本統治時代に建設された警察官舎で1年余りに及んだ修復工事が終わり、同市の林智堅(りんちけん)市長が4日、同所を視察した。林市長は、外部に運営を委託する形で同所を文化施設とし、新竹の歴史や文化を伝える場として活用する考えを示した。同市政府によると、この建物は新竹州警察局高等官舎として1917〜21年ごろに建てられ、同市内に現存する高官宿舎としては最大の面積を誇る。戦後も警察局長の宿舎として利用され、2016年に市定古跡に登録された。内部には居住空間として利用された畳敷きの和室のほか、客間の役割を持つフローリングの洋間があり、玄関には当時の警察局長のために備え付けられた銃器を納めるガンロッカーも残る。一部に玉砂利が敷き詰められた庭には樹齢100年を超えるとみられるアカギが植えられ、優雅な雰囲気が醸し出されている。同市は古跡や歴史建築の登録を推進しており、現時点での登録数は65カ所に上る。市文化局は、今後も修復と再利用を進める方針。市民に歴史や文化、建物の特徴に対する理解を深めてもらいたいとしている。
中央フォーカス台湾:2021年8月5日






2021年7月第1週TOPICS

【日本で大雨被害 台湾の外交部がお見舞いツイート「いつでも支援します」 -台日-】
静岡県や神奈川県が大雨被害に見舞われたのを受け、外交部(外務省)は3日、日本政府にお見舞いメッセージを発出したと報道資料などで明らかにした。公式ツイッターでは「日本が必要とするならば、いつでも支援を行うことができるよう準備を整えています」とつづり、支援を惜しまない台湾の姿勢を伝えた。日本の東海地方や関東地方の太平洋側などでは2日夜から3日にかけて記録的な大雨となり、土石流が発生した静岡県熱海市では約20人が安否不明と伝えられている。同部によれば、呉サ燮(ごしょうしょう)外交部長(外相)は、台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会にはカウンターパートである日本台湾交流協会台北事務所(大使館に相当)に、台北駐日経済文化代表処横浜分処(領事館に相当)には熱海市にそれぞれお見舞いの意を伝えるように指示したという。
中央フォーカス台湾:2021年7月4日

【日本からワクチン113万回分届く 台湾、接種対象を50歳以上に拡大へ -台日-
中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は8日午後の記者会見で、日本から同日届いた英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、検査が完了すれば、ハイリスク患者や50〜64歳の人への接種を開始する見通しを明らかにした。7日間以内の検査完了を目指すとしている。日本政府が台湾に無償提供したワクチンは同日午後に桃園国際空港に到着した。日本が台湾にワクチンを届けるのは2度目。6月4日にもアストラゼネカ製ワクチン約124万回分を空輸していた。
中央フォーカス台湾:2021年7月8日

ワクチン接種、人口10%突破 留学予定者への2回目接種検討へ-防疫-】
新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた人が4日までに延べ243万7809人に達し、台湾内人口の10%を超えた。中央感染症指揮センターの荘人祥報道官が同日、明らかにした。同センターは、留学で出国を予定している人について、2回目の接種の対象に加える方向で検討している。台湾では3月下旬、医療従事者らを対象とした公費接種を開始。4月中旬には、仕事や留学などで海外に渡航する人を対象とした自費接種の予約を受け付け始めた。だが、国内で感染が広がり始めた5月中旬、接種希望者が増えたため、自費接種の予約を一時中止。1回目の接種を終えた留学予定者から2回目の接種を希望する声が上がっていた。
中央フォーカス台湾:2021年7月4日

【中山副防衛相「台湾は兄弟で家族」-台日-】
中山泰秀防衛副大臣は28日、米シンクタンク、ハドソン研究所のリモート討論で、日台関係について、「台湾は友人ではない。兄弟であり、家族だ」と述べた。中山氏は「民主主義国家としてわれわれは台湾を守らなければならない」と強調。米国や世界各国が1970年代からとってきた「一つの中国」政策について、あれから50年経った現在から見て、当時の決定は「正しかったのか」と疑問を呈し、「それは分からない」と話した。中山氏は、台湾の安全保障上の脅威を日本は自国への脅威だと考えているのかとの問いに対し、日本と台湾は地理的に近いと言及した上で、台湾を友達よりもより親密な「家族」だと形容し、「台湾に何か起これば、それは沖縄県に直接的に影響を与える」と指摘。沖縄に米軍基地や施設があり、軍人の家族らもいることに触れ、「現在、中国軍からの脅威を受けている台湾問題に焦点を当てる必要がある」と述べた。また、中国の戦闘機開発や核保有などに言及した上で、中国の力が強まってきていると指摘し「われわれは目を覚ますべきだ」と訴えた。
中央フォーカス台湾:2021年6月29日

【台日の古都、台南と京都が交流推進協定を締結 さらなる友好深化へ-台日-】
南部・台南市は先月30日、京都市と交流推進協定を締結した。締結式はオンライン方式で行われ、黄偉哲(こういてつ)台南市長と門川大作京都市長が協定書に調印した。黄氏は、「今日は歴史的な1日」と喜び、台湾と日本を代表する歴史都市同士で、「世界歴史都市連盟」(事務局・京都市)のメンバーでもある両市の結び付きがより深まることに期待を示した。世界歴史都市連盟は、歴史都市の交流を目的とした世界的な自治体組織で、京都市長が会長を務める。京都市が公開している資料によれば、今年1月の時点で66カ国・地域から121都市が加盟している。台南市は2012年に参加した。さらに18年には、台南市議会と京都市の議会、京都市会が友好交流協定を締結。これらの交流を両市間へと拡大することを視野に入れた交流が進められていた。
中央フォーカス台湾:2021年7月1日

【 台湾2022年「臺灣獎助金」(Taiwan Fellowship)計画、募集期間延長 】
2022年「台湾獎助金」(Taiwan_Fellowship)」計画のオンライン募集期間が7月14日まで延長されました。詳細は下記PDFファイルをご参照下さい。
詳細: 2021年度「台湾奨助金」(Taiwan_Fellowship)募集要項
オンライン申請期間:〜2021年7月14日締切



2021年6月第3週TOPICS


【日本提供のワクチン接種始まる 高齢者に恩恵 蔡総統が感謝ツイート-台日-】
日本から無償提供された新型コロナウイルスワクチンについて、台湾中央感染症指揮センターは15日、接種率を引き上げるため、17日から2回目の分配を行うと発表した。75歳以上の高齢者の接種率は、これによって少なくとも53%に達する見通し。日本から届けられたのは英アストラゼネカ(AZ)製ワクチン計124万回分で、4日に台湾桃園国際空港に到着した。中央感染症指揮センターはこれに伴って接種の優先対象を拡大。従来の医療従事者らに加え、75 歳以上の高齢者や介護施設の入居者・職員、透析患者なども対象となった。全体の約半数を占める68万8000 回分は12日から各県市に相次いで配送され、一部地域では同日から、全国レベルでは15日から接種が始まった。2回目として分配が予定されているのは計39万4800回分。75歳以上の人口に基づいて各県市に割り当てられ、感染リスクの高い自治体や交通の便が悪い離島などには一定数が上乗せされる。蔡英文(さいえいぶん)総統は15日午後、ツイッターに「日本が提供してくれたAZ社のワクチンの接種が開始されました」と投稿し、「ありがとう、日本!」と改めて日本への謝意を示した。
中央フォーカス台湾:2021年6月15日

【日本の防衛白書に「台湾情勢重要」 台湾海峡の重視「日米一致 -政治-】
日本の防衛省がまとめた2021年版「防衛白書」の素案に初めて「台湾情勢の安定」の重要性に関する記述が盛り込まれた。今年4月、日米首脳会談後に発表された共同声明でも「台湾海峡の平和と安定の重要性」が明記されたことなどから、専門家は、台湾海峡の防衛において米国と日本が足並みをそろえていると指摘。日本の戦略がより明確化しているとの見方も示された。防衛白書素案は、中国が台湾周辺での軍事活動を活発化させていることに触れた上で、「台湾情勢の安定は、わが国の安全保障や国際社会の安定にとって重要」だとした。中山大学中国・アジア太平洋地域研究所の郭育仁教授は、日米首脳の共同声明で台湾海峡が明記されたことは、日本と米国が共同で防衛する範囲が台湾海峡まで広がったと言えると説明。防衛白書の素案に台湾情勢が盛り込まれたのはこのためだとの考えを示した。
中央フォーカス台湾:2021年6月17日

【日立の陰圧ブース「台湾、先にどうぞ」日本の病院が発注分譲る-台日-】
林佳龍(りんかりゅう)前台湾交通部長(交通相)は7日夜、フェイスブックを更新し、新型コロナウイルスの治療に使われる組み立て式の陰圧ブースが日本から届く見通しだと明らかにした。日本の病院が発注していたが、台湾が必要としていることを知り先に譲ってくれたとして、深い謝意を示した。林氏は新型コロナの感染拡大を受け、今月初め資金を募り、日立製作所グループの企業が手掛ける陰圧ブースを20セット購入。届き次第、病院に導入されるという。林氏は、フェイスブックの投稿に日本語のメッセージも添え、「まさかの時の友は真の友といいますが、私たち台湾人は皆さんの温かい支援に感謝してもしきれない思いです」と記した。
中央フォーカス台湾:2021年6月8日

【全国対象の新型コロナ警戒レベル3の発令期間、6月28日まで延長-防疫-】
台湾中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は7日、新型コロナウイルスが依然猛威を振るっていることから、全国を対象とした新型コロナウイルス警戒レベル3の発令期間を6月28日まで延長することを発表した。当初は6月14日までとなっていた。中央感染症指揮センターは同時に、全国民及び政府が一丸となって引き続き努力し、コミュニティの防衛ラインを死守しようと呼びかけた。
TaiwanToday:2021年6月8日

【台湾の競争力、世界8位に上昇 「経済状況」の項目で大きく躍進-社会-】
スイスのビジネススクール、IMD(国際経営開発研究所)が17日公表した2021年版の世界競争力年鑑で、台湾は前年より3つ順位を上げ、8位となった。4つの指標のうち、特に「経済状況」の項目で大きく躍進した。台湾が10位以内に入るのは2012年(7位)以来9年ぶり。ランキングは世界64の国・地域を対象に、「経済状況」「政府の効率性」「事業の効率性」「インフラ」の4項目を評価し、これらを合計して順位を付けた。1989年から毎年公表されている。台湾の項目別順位は「経済状況」が6位と最も高く、前年の17位から大きく順位を上げた。「事業の効率性」は7位、「政府の効率性」は8位、「インフラ」は14位。いずれも前年を上回った。台湾は2018年には世界17位にまで転落したが、以降は年々順位を上げている。
中央フォーカス台湾:2021年6月17日

2021年6月第1週TOPICS

【日本政府提供のワクチン、4日午後台湾に到着へ-台日-】
日本政府が台湾に提供する新型コロナウイルスワクチンを積んだ日本航空の航空機が4日午後、桃園国際空港に到着することが分かった。同社の台湾支店によると、ワクチンを載せて台湾に向かうのは、東京(成田)と台北(桃園)を結ぶ定期便(JL809)の旅客機。4日のフライトは運休となっていたが、ワクチン輸送のため特別に乗客を乗せずに運航されるという。NHKなど複数の日本メディアが3日、日本政府は4日にも英アストラゼネカ製のコロナワクチン約120万回分を台湾に提供すると伝えている。5月中旬からコロナの国内感染が急拡大している台湾。だが3日までに届けられたのは、アストラ製や米モデルナ製の計約88万回分にとどまっている。
中央フォーカス台湾:2021年6月4日

【WHO総会閉幕 外交部、国際社会に感謝「空前の強い力で台湾を支持」-政治-】
第74回世界保健機関(WHO)総会は5月31日に閉幕した。台湾は今年も招かれなかった。外交部(外務省)は1日、報道資料で、国際社会が「空前の強い力で台湾のWHO総会参加を支持した」として、国交樹立国および友好国の行政機関や立法機関、多国籍議会組織、世界の各界の友人の声援に感謝の意を表した。外交部によると、今年のWHO総会では中華民国(台湾)と外交関係を結ぶ14のWHO加盟国が提案や書面、発言、本会議や一般委員会での弁論などを通じて台湾をWHO総会に招くようWHOに促した。また、米国や日本、英国、カナダ、オーストラリア、マルタ騎士団が明確に台湾を支持し、ドイツやフランス、ニュージーランド、チェコ、リトアニアがWHOや世界の公衆衛生体系に対し、各方面を広く参加させる必要性を訴えた。外交部はWHOに対し、国際社会が発した力強い正義の声をきちんと聞き、迅速に台湾をオブザーバーとしてWHO総会に参加させ、WHOの全ての会議や仕組み、活動に台湾を全面的に参加させるよう呼び掛けた。
中央フォーカス台湾:2021年6月1日

【台湾、ワクチン大規模接種へ「最低週100万回」-防疫-】
新型コロナウイルス対策を担う中央感染症指揮センターは2日、ワクチンの大規模接種計画の具体策について発表した。病院以外に診療所でも接種を実施するほか、接種のための拠点や大型会場の設置も進める。今月から8月にかけて、1週間に少なくとも100万回接種する方針を掲げている。同センターによれば、ワクチンは今月中に200万回分、8月末までに累計1000万回分を調達できる見込み。荘人祥報道官は2日午後の記者会見で、ワクチンの量が十分であれば、大規模な接種計画を実施すると説明。現在、計画している医療機関300カ所などに加え、診療所が6月には800カ所参加し、8月には2000カ所に増える見通しだという。これ以外の接種会場の設置箇所については、各県市の需要に応じて検討する。荘氏は、過去にインフルエンザワクチンの接種を大手スーパー、PXマート(全聯福利中心)などで実施したことに言及。企業や軍施設への設置も可能だと話した。接種の予約システムの整備も唐鳳(オードリー・タン)行政院政務委員(無任所大臣に相当)を中心に進められている。荘氏は予約システムについて、人々の混雑を避け、感染リスクを下げるためのものだと説明した。予約システムは荘氏によれば、マスク購入の実名制に似た方法が取られ、スマートフォン向けアプリで1週間前に予約できるよう整備。自宅付近の接種可能な場所やワクチンの有無などの情報が見られるようにするとした。大規模接種に向けた医療人材の確保にも着手していると話した。すでに7700人が名乗りを上げているという。
中央フォーカス台湾:2021年6月3日

【THEアジア大学ランキング、国立台湾大学が過去最高の20位に-文化-】
英国の高等教育専門誌「Times Higher Education(THE)」がまとめた「THEアジア大学ランキング2021(THE Asia University Rankings 2021)」で、台湾から過去最多の8大学が上位100位入りしたことがわかった。8つの大学のうち最上位にランクされたのは国立台湾大学(台湾北部・台北市)。昨年から順位を一つ上げ、過去最高の20位と評価された。THEは2日、今年の「THEアジア大学ランキング」を発表。評定の対象となったのは30の国と地域における551の高等教育機関で、昨年の489校から約13%増えた。台湾からは過去最多の38校が対象となった。上位100位入りしたのは国立台湾大学(20位)、台北医学大学(台湾北部・台北市=30位)、国立清華大学(同北部・新竹市=54位)、中国医薬大学(同中部・台中市=64位)、国立陽明大学(台北市=78位)など8校。
TaiwanToday:2021年6月3日

【桃園空港第3ターミナルビル、着工へ 2026年完成見込み-観光-】
桃園国際空港の第3ターミナルビルが6 月1日、着工する。工期は5年で、2026年完成の見込み。デザインの複雑さから施工が困難とされていた上、予算超過の問題もあり、工事の入札不調が続いていた。当初は2020年末完成予定とされていた。英国の設計チームがデザインを手掛け、台湾の文化や自然の要素が取り入れられた特徴的なものとなっていたが、調整の末デザインは変更となり、予算は700億台湾元(約2800億円)余りから950億元(約3800億円)に増額された。
中央フォーカス台湾:2021年5月31日



2021年5月第3週TOPICS

【台湾、居留証ない外国人の入国停止 19日から約1か月間-外交部-】
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、台湾は19日午前0時から、居留証を持たない外国人の入国を停止する。乗り継ぎの受け入れも停止する。期間は来月18日まで。中央感染症指揮センターが17日発表した。感染状況を見て措置を適宜調整するという。人道的配慮が必要なケースについては、個別に許可を出すとしている。
中央フォーカス台湾:2021年5月17日

【台湾、入店客の登録システム開発 スマホかざし「5秒で完了」 感染調査に利用 -防疫-】
台湾行政院(内閣)は19日、記者会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、人々の行動を追えるよう入店時に情報の登録を求める「実聯制」の新システムを発表した。国内感染拡大を受け、各店がそれぞれ導入していたが、統一されたシステムがなく、異なる店を訪れるたびに違う方法での登録が必要だった。今後は全国でシステムが統一され、手順も簡易化される。デジタル政策を担当する唐鳳(オードリー・タン)行政院政務委員(無任所大臣に相当)が会見に出席し、操作方法について「5秒以内でできる」と紹介した。スマートフォンではQRコードを使用できる。入店時に各店専用のQRコードを読み取ると、ショートメッセージサービス(SMS)の画面に切り替わり、表示された内容をそのまま送信すれば完了する。衛生福利部(保健省)疾病管制署の公式LINEアカウント「疾管家」を通じてQRコードを読み取ることもできる。スキャン機能がない携帯電話は、店に割り当てられた専用の番号をSMSで送る。宛先には感染症相談専用ダイヤルと同じ「1922」を入力する。送信料は無料。実聯制では、電話番号など必要最低限の情報の収集のみが認められており、これらの情報は行動歴や接触歴を調べる疫学調査や個人への連絡に利用される。情報は28日間のみ保存され、期間が過ぎれば削除される。
中央フォーカス台湾:2021年5月19日

【海外駐在員が選ぶ「住みやすい海外居住地」、台湾が1位に選ばれる-社会-】
ドイツのミュンヘンに本部を置くウェブサイト「インターネイションズ(InterNations)」は毎年、「エクスパット(海外駐在員)」にとって住みやすい/働きやすい海外居住地をまとめた「エクスパット・インサイダー(Expat Insider)」を発表している。今年も12,000人を超える海外駐在員が、世界各国の生活のクオリティ、キャリア、適応性の難易度、それに海外生活に対する満足度など多数の項目について評価した結果、台湾に住む海外駐在員が最も幸福だと感じていることが分かった。調査対象となった海外駐在員による台湾の評価を見てみると、全体の75%が「仕事に満足している」と回答。また、74%が「仕事と生活のバランスに満足している」、78%が「生活コストに満足している」、96%が「医療の質に満足している」、62%が「新しい友人を作りやすい」、80%が「生活に対しておおむね満足している」と回答している。台湾北部・台北市は長年、外国人にとって住みやすい都市といわれてきた。交通の便が良いこと、医療サービスにアクセスしやすく、負担可能な費用であることなどが、高い評価を得ている。ある海外駐在員は、台湾の人々のフレンドリーな国民性が、外国人が台湾で新生活を送る中で安定感を与えていると述べている。
TaiwanToday:2021年5月20日

【360度映像で台湾をバーチャル旅行 阿里山、日月潭など 交通部が公開-観光-】
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ステイホームに協力する人におうち時間を楽しんでもらおうと、交通部(交通省)は19日までに、360度映像で台湾の景勝地をバーチャル体験できるコンテンツをインターネット上で公開した。現在、阿里山や日月潭、媽祖巡行の3つのエリア・テーマの映像を楽しむことができる。一部映像には日本語や英語の音声ガイドも用意されている。現在公開されている映像は、阿里山の巨木群桟道や阿里山鉄道、日月潭の水社埠頭や九族文化村の桜並木、媽祖巡行の出発儀式など20本以上。利用者は画面上で視点を360度自由に動かすことが可能で、その場にいるような気分を味わうことができる。テクノロジー顧問室によれば、多くの観光業者がこのサービスに興味を示しており、将来的には台湾の観光名所の海外向けPRにも利用する予定だという。映像コンテンツは「海陸漫行」のウェブサイト(http://tter.cc)で見ることができる。
中央フォーカス台湾:2021年5月19日



2021年4月第5週TOPICS

【屏東県産のパイナップルが旭川市内34校給食に登場-台日-】
北海道旭川市内25校の小中学校の給食に5月10日、台湾?東県産のパイナップルが並んだ。同月24日には9校と、2日間に分けて計34校に台湾産パイナップルが提供される。今回の学校給食では約580個を使用し、市立病院、部長会、市職員、旭川信金、商工会など合わせて約1400個のパイナップルが消費される予定。今回台湾屏東県産のパイナップルが旭川市内学校給食で提供された背景には、今年1月、旭川市内では病院内などでの新型コロナウイルスの大規模クラスターが収束せず、医療状況が逼迫していた。その状況を聞いた屏東県政府が官民協力のもと、医療物資支援要請から約2週間で台湾から発送された出来事と、中国大陸が台湾産のパイナップルの輸入を禁止したことにより台湾のパインが行き場を失っている状況を聞いた旭川市より、恩返しとして今回の取り組みへと繋がった。
2021年5月13日

【安倍前首相「八田與一を大切に覚えていてくれてありがとう -台日-】
日本人技師、八田與一が戦前、台湾に建設した水利施設の着工100年を祝う式典が8日に催され、安倍晋三前首相がビデオメッセージを寄せた。自身について日台の友好関係が永遠に続くよう望む1人だとし、「八田與一を大切に覚えていてくださって本当にありがとうございました」と謝意を示した。式典は南部・台南市の烏山頭ダムと八田の故郷、金沢市をオンラインで結び実施された。安倍氏の他、森喜朗元首相や超党派議員連盟、日華議員懇談会の会長を務める古屋圭司衆院議員、台湾出身の父を持つ蓮舫参院議員らがビデオメッセージを寄せた。烏山頭ダムは1920年着工。式典は昨年9月に予定されていたが延期となり、八田の命日にあたる8日に催された。台南の式典には蔡英文(さいえいぶん)総統らが出席した。
中央フォーカス台湾:2021年5月9日

【台湾、65歳以上の高齢者への公費接種開始 コロナワクチン-防疫-】
台湾は10日、65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの公費接種を開始した。台北市の台北栄民総医院の医師によれば、同日午前にワクチン公費接種を受けに来た人のうち半数近くが65歳以上の高齢者だったという。同院では公費接種の定員を増やすなどして接種希望者の増加に対応している。台湾は3月下旬からワクチンの公費接種を開始した。接種状況は芳しくなく、 公費接種を受けた人は同日午前10時現在で6万7289人にとどまっている。政府は公費接種対象の拡大やワクチン接種休暇の導入などを進め、接種意欲の向上を図ってきた。4月下旬からは自費接種も開始し、自費での接種人数は計2万4760人となっている。
中央フォーカス台湾:2021年5月11日

【厄除け祈願のランタン、台南市から群馬県みなかみ町へ 月末まで展示-台日-】
南部・台南市の小中学生が絵を付けた色とりどりのランタンが、群馬県みなかみ町の観光スポット「たくみの里」と上越新幹線の上毛高原駅で展示されている。黄偉哲(こういてつ)市長は、同市が6日に発表した報道資料を通じて、ランタンには厄除けの意味もあると紹介し、新型コロナウイルスの早期収束と日本の人々の無病息災を願った。これらのランタンは、道教の火の神「火徳星君」のご加護を願うというテーマに沿って描かれ、元宵節(旧暦1月15日)に合わせて市内の消防局の外壁を彩っていた。黄氏は、たくみの里にも火伏せの神、からす天狗のお面「大烏天狗神輿」が鎮座していると言及。双方にとって防火、防災分野における初めての交流で「とても意義深い」と喜んだ。2013年に友好都市協定を締結して以来、親交を深めている両地。台南市によると、ランタンは同市での展示を終えた後、3月19日に海路で日本に運ばれ、ゴールデンウイークに間に合うよう設置されたという。たくみの里の総合案内所、豊楽館の周囲に約350個、上毛高原駅には50個が飾られている。
中央フォーカス台湾:2021年5月6日

【第32回金曲奨候補発表 日本人音楽家の参加作も複数ノミネート-芸能-】
ロディー・アワード」(金曲奨)の今年のノミネートリストが12日、発表された。最多ノミネートとなったのは、台湾語女性歌手ツァオ・ヤーウェン(曹雅?)の「自本」と台湾原住民(先住民)プユマ族出身の歌手サンプーイ(桑布伊)の「得力量」。共に8部門で候補となった。日本の音楽家が参加した作品も複数ノミネートされた。授賞式は来月26日に台北市の台北アリーナで開催される。金曲奨は文化部(文化省)影視・流行音楽産業局主催で毎年開かれ、今年で第32回目を迎える。今年はアルバム・EP1499枚、計2万1349作品の応募があった。前回よりアルバムが151枚、作品が1888件増加した。日本人の音楽家では、ギタリストの大竹研やベーシストの早川徹、ドラマーの福島紀明らがメンバーとして参加する「生祥楽隊」が「野蓮出庄」でバンド賞にノミネートされた。また、音楽プロデューサーの荒井十一はカレン・モク(莫文蔚)らが歌う「自洽」で楽曲プロデューサー賞の候補に選ばれた。ボーカルレコーディングアルバム賞にノミネートされたクー・ミンシュン(柯泯栫jの「画話」には、音楽家の笛岡俊哉が主要レコーディングエンジニアなどとして参加している。
中央フォーカス台湾:2021年4月28日



2021年4月第4週TOPICS

【VOREAS HOKKAIDO張育陞選手、越川優選手一行がご来処 -台日-】
4月26日、ヴォレアス北海道(男子プロバレーボールチーム)所属の張育陞選手(台湾バレーボール代表メンバー)、越川優選手(元日本バレーボールチームキャプテン)一行が当処を訪れた。ヴォレアス北海道は旭川を拠点とする男子プロバレーボールチームで、5月4日と5日にV1、V2入れ替え戦を控えている。試合の様子は、旭川市内と札幌市内のパブリックビューイング施設にてオンライン中継される。詳しくは下記URLを参照。
https://voreas.co.jp/5596
2021年4月30日

【蔡総統、安倍前首相のパイン写真に反応 「いつでもお送りします!」-台日-】
安倍晋三前首相は28日午前、「台灣鳳梨」(台湾パイナップル)と書かれた段ボール箱を前に、パイナップルを片手に満面の笑みを見せる自身の写真をツイッターに投稿した。蔡英文(さいえいぶん)総統は同日正午過ぎ、この投稿を引用する形でリツイートし、「是非とも #台湾パイナップル をご堪能ください!五個で足りなければ、気軽にお知らせください。いつでもお送りします!」とアピールした。安倍氏は「今日のデザートはパイナップル。とっても美味しそう」とのコメントを添えて写真を投稿した。写真には5個のパイナップルが写っている。
中央フォーカス台湾:2021年4月28日

【屏東と鹿児島の議員連盟が覚書 駐日代表「非常に有意義」-台日-】
「屏東県議会台日友好議員聯盟」と「鹿児島県議会台湾との友好交流促進議員連盟」が27 日、友好交流に向けた覚書をオンライン形式で結んだ。鹿児島県で署名に立ち会った謝長廷(しゃちょうてい)駐日代表(大使に相当)は、新型コロナウイルスの影響下でも交流できることを示した例だとし、非常に有意義だと喜びを示した。昨年、鹿児島で暮らす屏東出身の女性から防疫物資が不足しているとの声が上がり、屏東から鹿児島に医療用ゴーグルや手袋などが寄贈された。これを機に両県の交流が深まり、覚書締結につながったという。謝氏は式典に出席する前、鹿児島県の塩田康一知事を訪問。覚書をきっかけに、同県と屏東や台湾との交流が深まることを願うと伝えた。
中央フォーカス台湾:2021年4月28日

【ワクチン接種完了者、検疫期間短縮へ 早ければ5月中旬に試験的実施-防疫-】
台湾中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は26日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人について、入国後の在宅検疫(外出禁止)期間を短縮する措置を試験的に導入する計画を明らかにした。現在は承認を待っている段階で、早ければ5月中旬にも開始する。陳指揮官によれば、初期段階では検疫期間を現行の14日間から7日間に短縮する方針。検疫期間の短縮措置を受けるには申請が必要で、申請者は(1)入国の1カ月以上前にワクチンの2回接種を完了(2)PCR検査の陰性証明を所持して入国(3)入国後の抗体検査で陽性(4)検疫7日目のPCR検査で陰性―の4つの条件を満たす必要がある。試行期間中は短縮措置の適用者を1日100人以下に限定する。一方、陳指揮官は、抗体検査で使用する試薬など実行可能性に関する問題を検討する必要があると述べ、具体的な開始予定時期については明言を避けた。
中央フォーカス台湾:2021年4月27日

【世界大学インパクトランキング 台湾は35校がランクイン-社会-】
英国の高等教育専門誌「Times Higher Education」(THE)は21日、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に対応する大学の取り組みを評価した「THEインパクトランキング2021」を発表した。台湾からは過去最多の35校がランクインし、成功大(台南市)が最高位だった。同ランキングは、社会や経済に与える大学のインパクトを「健康と福祉」「質の高い教育」「産業とイノベーションの基盤」「ジェンダー平等」など17の目標に沿って評価したもので、1240校を対象とした総合ランキングのほか、各大学が強みに合った目標を選んでエントリーする項目別ランキングがある。
中央フォーカス台湾:2021年4月23日

【グイ・ルンメイ、日台合作ドラマに主演 「台北女子図鑑」撮影開始-芸能-】
女優のグイ・ルンメイ(桂綸)が主演する日台共同制作ドラマ「台北女子図鑑」のクランクイン儀式が29日までに開かれた。同作は台湾の映像制作会社、紅杉娯楽と日本のワタナベエンターテインメントが共同で手掛ける。日本ドラマ「東京女子図鑑」をリメイクし、台北に生きる女性のリアルな生活の縮図を描く。全11話で2022年上半期に放送開始予定。同作は準備に3年を費やした。「東京女子図鑑」は情報誌「東京カレンダー」の人気連載をドラマ化したもので、2016年からインターネット上で配信された。東京で生きる女性の心境を丁寧に描いたことで好評を博し、北京版や上海版も制作された。シリーズの累計再生回数は30億回を超えるという。台湾版の「台北女子図鑑」は、主人公の女性の20 年間をルンメイが演じる。台北各エリアの文化的特色を背景に、女性が各年代でぶち当たる問題について考える。メガホンを取るのはリー・ユンチャン(李芸嬋)監督。ルンメイのほか、ティエンシン(天心)やキミ・シア(夏于喬)、リン・スーユー(林思宇)らが出演する。
中央フォーカス台湾:2021年4月29日


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